説教を馬鹿にして人生を棒に振った人のお話
前回はこちら。
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第二話。
以下ゲスト執筆。
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2日目、3日目、4日目は、自然体験をしながらも、非モテ男とモテ男を認識する自分を知りました。
2日目は、早朝、西日本某所にフェリーで到着。
行き先は、募集要項にあったとおり、水は雨水、酷暑、蚊が多くて、自販機も売店もない、雑魚寝、お金が全く使えない場所。
サウザーさんは
「今日は移動日で、島に着くのは夕方だからハードだけど頑張ろう!」
と言って一緒に行動開始。
先に目的地に行っているメンバーからは、スーパーで買い出しを頼まれ、水、野菜、お菓子、ビールなど、指定された物を一緒に探して買いました。
ついでにサウザーさんが忘れたパンツも買うことに(笑)。
お弁当をサクッと食べて小船で目的地へ出発。
船に乗る度に、至る所で酔い止めを差し出してくれるサウザーさん。
船に乗る前、泳ぐ前、いつも酔い止めを出してくれて相当気遣ってくださってるんだと感じました。
ただ、後に私に酔い止めを渡しながらサウザーさんご本人は飲み忘れる事件が発生し、飲み忘れから一日中船酔いして気分悪そうで、また抜けている一面を見ました(笑)。
小型船を乗り継ぎ、夕方、目的地へ到着。
サウザーさんと私は手取り足取り、潜り上級者の目の届く範囲で、まずは潜る練習をしました。
超初心者と言いつつ、サウザーさんは魚突きの道具、ウエットスーツなど素潜り道具一式準備しています。
私は
「実はサウザーさんは、素潜り超初心者と言いつつ、未経験の私を安心させるために、自分も不慣れだと言ってるだけだろう。道具も上級者と同じものかそれ以上の物を持っているし、すぐにコツを掴んで上達する人なんだろうな」
と考えていました。
ところが、違いました。
本当に潜る所からで、ウエットスーツ着るのも初めて、新品を揃えて来たんです。
島で2日潜って、上達は感じられましたが、素潜りは上級者がやることで、
「まずはスキューバダイビングをして慣れてから」
ということが分かりました。
そして、触れないと思っていた魚も捌けるようになりました。
普段はゴキブリを見ただけで逃げてしまっていたのに、目の前でアブが飛んでいても気にならなくなりました。
他にも、飲料水がないので雨水でお茶を沸かしたり、雑魚寝も初めてでした。
参加メンバーの女性が
「潜りもしたことないし、初対面の人たちばかりなのに、よく雑魚寝やお風呂も出来るね」
と言われました。
あぁ、女の中には初対面の人たちに混ざるのも嫌で、安全な場所に居たい人も大勢いるんだと、改めて厳しい募集要項でも手を挙げたからこそ得られた喜びだと知りました。
人は、出来ない出来ないと思ってた事も意外とできるものなんですね。
他の上級メンバーは数時間潜っただけで次々に高級魚を採ってきて、夜はお刺身、味噌汁、しゃぶしゃぶなどを頂きました。
料亭だったらかなり高額になる料理を滞在中は毎日食べさせて頂きました。
私は、食料調達は出来ないけれど、料理や片付けなどで何とか役に立とうと頑張りました。
サウザーさんも
「普段生きてて、仕事とか副業とかではもう誰も怒ってこないし、気付かずに天狗になってるはずだから、自然に触れて自分の無力さを思い知った。定期的に自分のダメさを確認したい。よく海外行くのもそう言う理由、無力な自分を見たくて」
(参考)
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と言っていて、見えない部分で努力した方の言葉だなと実感しました。
(※筆者注:歴史上の英雄も、だいたいは天狗になって自ら墓穴を掘りますな。自分の中に反動みたいな物を作り、楽な状態がずっと続かないようには心がけております。あえてダサい事したり辛い目にあう的な)
その言葉を聞いて、モテ男で挑戦し続ける人に魅力を感じてると気づきました。
滞在中、びっくりすることを聞かれたのですが、とある男性から
「あいつとはセックスしたんか?!」
「あいつは手を出してくるかも知れないし、クズ野郎だから気をつけたほうがいい!」
と言われました。
(※筆者注:典型的な、非モテ男性の妬み嫉みからの説教であろう。余計なお世話だ。そして、この発言からも分かる通り、セックスは女から奪う事だという価値観の男である。自分がセックスしようとした女は凄く嫌がり渋っていた様子だとか、あるいはセックス後なぜだか女が落胆しているというフィードバックによって、そう言う非モテの価値観を学習したのである。要するに病気だ。)
(参考)
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私はサウザーさんに会いたくて参加したし、(セックスするタイミングがもしあったら、自分で判断して決めるので大丈夫だし、まさか皆さんのいる中でする訳がない)と親切心で言ってるのも汲み取りながら、適当にうんうん言って流しました。
ここで、自分の立場が変わっていく感じがしました。
今まで非モテ男や非モテ女に
「ヤリ捨てられた」
だの
「セックス目的の男について行ったら痛い目に遭う」
だの言われたことにしょげて、行動を控えてきました。
本当はモテ男に気に入られたい、なのに非モテ男、非モテ女に好かれようとするから、モテ男に嫌われるんだと気付きました。
滞在中、寝る前はなぜか雌豚さんが時々出てきて、
「モテ男は非モテに悪く見られる、あなたはモテ男と非モテどっちに好かれたいの?」
とか
「モテ男が近くにいるのに、女友達に好かれる必要ってある?」
と雌豚さんは言っていました。
(参考)
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サウザーさんのブログが大好きだったのは、
「狙ったら女子に足を引っ張られるモテ男が好きな私を肯定してくれる拠り所が欲しかったのだろうな」
と気づけました。
2日目?4日目も、またサウザーさんは
「ブログが止まる!やばい!や
ばい!」
と言いつつ、言うだけで結局何も書かずに寝られました(笑)。
つづく。
【ゆるふわ関連記事コーナー】
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「説教」が日本をダメにする
昨年は激太りの1年だったことは、このブログの読者さまならご存知のことと思いますが、知らない方の為に、ここでもう一度書きたいと思います。(※どうでもよければスルーして下さい。笑)
いつもコメントありがとうございます!
メガネのコメントに泣き笑いしました。ありがとうございます!
メガネ、眼科の方針では3ヶ月後にまた検査して度数を決めるとのこと。すぐの方が矯正できて良いなら!眼科を変えようか迷ってます。
さて、今月はあまり更新できない日々が続いておりましたが、完全復活できました!
そして最近、また細々とやってます。
やたらと食べ物ばっかりアップしてますが、
慣れたら他のものも載せたいです。笑
いつもありがとうございます!!