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に続き痛みについて
《お願い》
私自身、紆余曲折しながら寛解に至り、病気のくくりとしては一緒でも、男女で大きく違いがあるように一人一人骨格・病状・痛みは違い、医療機関も当然いくつもあり、どこでも全く同じ治療とは限らず、同じ治療を受けても明暗が分かれる時もあります。
ご自身の病状について質問頂いても、お答えしかねますので、一事例としてみるに留めて下さい。
※痛み・症状が鈍い・緩い人がザラにいる中で、私自身は症状が顕著に表れ、長年見逃されて重症化しても、変形するまでは至ってなかった少数派な事例です。症状・痛み=進行度とは限らないことを念頭において下さい。
特徴的な痛みが現れる患部のそばで感じやすい鼠蹊部。
ここが1番痛いところでしょうか。私のCT写真○のとこです。
○は下前腸骨棘でFAI(骨の余分な出っ張り)により股関節唇損傷しやすい部分(で10~2時方向)で、且つ股関節・膝を屈曲させるの付着部であったり、という股関節を同じく屈曲し支える筋肉が前面に交差していたりと、股関節の主要な筋肉・血管・神経が重なり合っています。
※FAI(大腿骨寛骨臼インピンジメント)とは…femoroacetabularimpingement略してFAIは、成長期に骨の成長線にかかったストレスから出来た骨棘(膨隆)による、特定方向での挟み込み・衝突を意味するもので、臼蓋の骨棘はpincer、大腿骨のはcamと呼び、pincer またはcam、あるいはその両方により、大腿骨と臼蓋の骨(関節)が挟み込み・衝突(impingement)することで関節に変形を生む原因となる骨形態異常をいいます。
impingementシュミレーション動画
腸腰筋の停止部の小転子。 小転子周囲には下肢遠位まで続く大腿動静脈の太い血管が走行している。 そのため、腸腰筋や内転筋群の硬さのせいで下腿や足部の浮腫、血流障害にも繋がる!! https://t.co/PzBgkzERJS
股関節に炎症がある場合、これらの筋肉は防御収縮し硬く動きが悪くなり、血流が滞って冷えたり圧迫による痛みが出ました。
<参考: >
次に顕著に現れる筋肉の防御収縮で、内腿(や)が硬くなり外旋方向(あぐら)で痛みが出ます。診断の時の判断材料にもなる可動域制限(外旋制限)の一つです。(パトリックテスト)
損傷して痛みが酷い時にをやって地獄を見ました。(痛いのに頑張ってやらされた経験あり)
<参考:>
内転筋が硬くなるので、(主に)や(太腿外側)が過剰に働くことになり結果、硬くなって動きも悪くなり痛みが出ます。
<参考>
これら以外にも股関節から腰にかけて上半身を支え、股関節の屈曲姿勢に働くも硬くなり、座位や中腰で股関節前面や腰も痛みが出るほか。
<参考: >
階段の昇降で膝付近にも痛みがあったり、歩行時では下腿・脛(膝下から足首)を酷使して歩いてたり、股関節(鼠蹊部)が硬いため(大動脈の)血流も悪くなり足の甲まで疼痛がでたり、浮腫みも取れにくく負のオンパレード。
※痛くなる要因として患部炎症による関節(筋肉)の強張り、血行不良、筋力不足、浮腫み等
私の場合FAIでから繋がる腸脛靭帯が硬くなったことで、内側膝蓋大腿靭帯が断裂、膝蓋骨亜脱臼症候群となり軟骨損傷に至っています。
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<参考>
これに上半身で支えてる場合(杖歩行)とかは、背中(腸骨筋から繋がる大腰筋の付着部)や肩首も硬くなって辛いです。
《私が経験した症状》
- 鼠径部の痛み
- 大腿部筋肉(前面)の痙攣
- 腰痛
- 膝、臀部、太腿、ふくらはぎ、脛、足の甲の疼痛
- 肩こり、頭痛
- 夜間痛
- 寝起きの痛み(起床時の
筋肉の強張り)
《重度症状(痛み)につき困難になった動作》
1.鼠蹊部痛により、股関節の屈曲姿勢
- 座位(便座・自転車を除く)
- しゃがみこみ
- 靴・靴下やボトムスの着脱
- 足の爪切り 等
2.筋肉の強張りにより、運動及び安静時の姿勢の制限
- 階段昇降(1フロアーの移動もやっと)
- 歩行(重症急性期は両松葉でも歩行難、慢性期で独歩10分程で痛みが出始める)
- 立位の保持(20~30分が限界)※揺れる電車バス等は除外
- 仰・伏臥位(背・腹臥位)での脚の伸展(脚を伸ばして寝れない)
- 患側を下にした側臥位(横向き)
下記の参考からすると私はStage IIIAで重症にあたりました。
(股関節唇は臼蓋縁から完全に分離し、トライアングルの形を呈し、溝を有する)
<参考:>
主な例ですが、ほぼ生活動作が困難になりました。ここまで悪化すると言うまでもなく手術適応でしょう。
円座や椅子は座れませんでしたが、便座や自転車サドルは股関節の圧痛が軽減し問題ありませんでした。
関節内の状態は変わらなくても、炎症が慢性的になると生活能力が最低限回復しました。(介護支援程度)
治らなくても生活の質は、損傷具合によりピンからキリまでですが回復します。自然治癒はないので、回復しても長期経過観察とリハビリ、生活の改善は必須です。
どんな病気でも症状は1つに限らないと思いますが、運動器疾患も同じだと感じます。感じる痛み=関節の痛みとは限りません。もちろん関節に原因があるから痛む場合もあれば、痛む動作をしたことで痛むこともある。
よく治療を受けてて、これは関節の痛み(関節痛)、それは筋肉の痛み(筋肉痛)、と分類されるように症状を分割して考えるのは大事だと思います。
ですが実際に筋肉痛なのか、関節痛に伴う筋肉痛(関連痛)なのかを見分けるのは難しいです。医師が診断する際に画像のみならず、パトリックテストや触診、ブロック注射での除痛を参考にするように、自身の変化を考え記録することも治療に繋がると私は思ってます。
- まず股関節の動きや姿勢で痛みがあるか、股関節に付着してる筋肉を使わない動きで痛いと関節に問題があるでしょう。(座位、しゃがみ込み、衣類の着脱など)
- 動作(歩行、階段昇降など)で痛む場合は、関節の問題の有無を決定することは出来ません。
- 安静時の痛みも関節の問題の有無を決定することは出来ませんが、疼痛(防御収縮)が酷い場合は関節に炎症があるとみて間違いないかと。
この3点を注意して、例えばAの体勢からBの体勢へ移る時、Aが痛いのか、Bが痛いのか、A→Bへ動かす途中が痛いのかで、少なからず関節か筋肉かを判別できますし、単純に関節から離れたところで痛みを感じれば筋肉痛ということを踏まえて、安静ないし運動で解消したり、温熱や物理療法が効果あると思います。リハビリを受けられる場合は理学療法士に相談されてください。
保存療法は理学療法士の指導のもと、関節唇損傷の度合・骨形状の異常角度を考慮し、避けるべき姿勢・肢体角度や運動に注意して、無理のない筋トレやストレッチを継続しましょう。
リハビリ(保存療法&術後リハ)は、一般向けの健康情報に注意してください。関節に異常がない、又は骨形態異常がないのを前提にしたものを含みます。自分の骨格・病状に合わせたオーダーメイドのリハビリを。
<引用:>
《股関節唇損傷の注意点》
- 内旋禁止(脚組み・横座り・お姉さん座りで関節唇を損傷・刺激)
- 洋式の生活へ(和式を避ける)
- 猫背厳禁
- 重い物を持たない(感覚で米10kgはNG、無理して5kgが限界)
- 砂利道やハイヒールでの不安定歩行は関節・筋肉に負担増
- 長時間の立位、座位、歩行は関節・筋肉に負担増 (10分単位での休憩、体位変更に努める)
- 就寝前に運動しない、ストレッチに止める (夜間痛・朝の強張り予防)
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※痛みを感じやすい人(敏感・強い)、感じにくい人(鈍感・弱い)と個体差があります(鈍感な人は多い)。感じた痛みの度合い=病気の進行度とは必ずしもなりません。痛みが強い方は自分の感覚を大事にしてください(記憶痛だと私も散々言われましたが)。痛みに敏感なことは辛いですが、治療する上で大事な感覚です。上手く共生する道標にしましょう。
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《参考》
YouTubeで学ぶSTAGE
舞台「プリンス・オブ・ストライド THE LIVE STAGE」エピソード4 東京公演にご来場いただいた皆様、誠にありがとうございました。
手をかざした先に見えるのは…
西星1、2年
いつからか始まった。 #今日の西星2年
今まで負けていった選手たち。仲間たち。
バナナゴリラ=皮脂
この西星ジャージを着れるのもあと少し。
何してますの?千代松さんが楽しんならええですけど。
プリステの僕たちの西星は7人だ。
そして、必ず。EOSで優勝させる。
今も…僕たちの夏が終わりに近づいてるんだね…